クルードさんちのはじめての冒険

クルードさんちのはじめての冒険

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原始時代。洞窟に暮らすクルード家の父グラグは、家族が過酷な世界で生き延びてこられたのは、《外の世界に出ないこと》という掟を守っているおかげと信じ、子どもたちにも固く外出を禁じていた。だが好奇心旺盛な長女イープはたびたび夜中に洞窟を抜け出し、あるとき初めて見る《火》を持った青年ガイと出会う。そんな矢先、大地震が起きて洞窟が崩壊、一家はガイの助けを借りながら、否応なく新天地を探す旅に出るはめになる。